ネオンサイン・アンバー
床ごと鼓動しているようなクラブで緒方(おがた)は、客のひとり、サヤと出会った。
サヤはいつも違う女を連れた、アンバー色の肌をしたギャル男。
正直、苦手なタイプだった。
ところが、偶然サヤに金を貸し、お礼に手料理の朝食をおごってもらうことになる。
真夜中に見る軽薄なサヤとはちがう、ていねいに作られた食事。
緒方は加速度的にサヤに惹かれるが――。
「ごめん」というひとことが胸にささる、おげれつたなかの真夜中生まれの恋の物語!雑誌掲載時のカラーを再現したデジタル版限定仕様!
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