きらきら馨る
「立花(りっか)のそういう独りよがりなところ嫌いだ」 大姫(おおひめ)に透理(とうり)を取らないでくれと直談判した立花に、透理の言葉が突き刺さる。
落ち込む立花と自分は間違っていないと意地を張る透理。
二人は破局の危機を乗り越えられるのか!? 一方、伊勢の祭主・大中臣龍生(おおなかとみのりゅうせい)は大姫が恋人に選んだのが透理だと知り、伊勢の斎王に大姫が選ばれる可能性を悟る。
そしてその流れを作ったのは透理である事を、透理に暗に仄めかす。
斎王は立花か大姫のどちらか――。
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