同性に惹かれる自分を自覚しながらも、生来の性格とプライドから、嘘をつき続け生きてきた高瀬。<br />そんなある日、カフェでいつも男の恋人を待っている伊藤と知り合う。<br />ひたむきに恋人へ想いを寄せる姿に興味を持った高瀬は、裏切りと別れに純粋に涙する伊藤の一途さに強く心を揺さぶられる。<br />だが、伊藤と友人以上になりたいと願いながらも、自分もゲイだとはどうしても言い出せず……!?