「僕は家族じゃない――?」自分の言葉に耳を貸そうとしない明虎(あきとら)の態度に行き場を失った卯一(ういち)は、松見(まつみ)の元を訪れる。<br />その卯一が明虎の唯一の弱点だと見抜いた松見は、彼を拉致(らち)し外国人を使って蹂躙(じゅうりん)を繰り返す。<br />そんな中、父である二代目が突然の自決。<br />最愛の人の最期の言葉は松見の心に黒い火を点けた――。<br />抑えきれない黒い情念が渦巻く、シリーズ第4弾。<br />