あいつがゴッチ
これは、鍛え上げた肉体を駆使し燃え上がる炎のように四角いジャングルを駆け抜けていった一人の男の物語である――。
早見轟一、通称「ゴッチ」はスポーツ新聞の記者。
学生時代、ともにアマレスをやっていた友人・薬丸がプロレスラーとしてデビューすることになり、彼のデビュー戦を取材するため一日だけ特別にプロレス担当になることに。
ゴッチはショーと化した今のプロレスを嫌っていたが、薬丸を応援するためにもと会場へ向かった。
試合はラフファイターとして有名なホークブラッドが相手。
薬丸は凶器を持ち出したホークブラッドに反則勝ちするも、事件はゴングが鳴った後に起こった…!!
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