これはお兄さまのため。<br />私がこの身を淫魔に差し出し、いやらしく弄ばれる事でお兄さまの意識が覚めるのなら――…。<br />そう言い訳するように、淫魔との性交に耽る私。<br />そんな私に会社の人が「夢魔」の存在について話しかけてきた。<br />まさか気づいているの?もしもこのことが周囲の人に知られたら…!