周囲の猛烈な反対を押し切って、妊娠を機に夫婦になった勇介と京子。<br />しかし息子が誕生しても、勇介の心は孤立したまま彷徨い続ける。<br />叔母との情事、生き別れの母との再会と、その母の夫殺しの過去。<br />息子との断絶、爆発する暴力衝動……そんな時、勇介の前に一人の女が現れる。<br />彼は安息の時を得られるのか? 愛を信じられない男と愛を信じる女――人間の業を抉る超問題作、ここに完結! 映画化も決定した傑作マンガ、早くも電子書籍化!