私はもう助からない。<br />だけどせめてマコトさんだけは助けたくてデタラメに言ったパスワードだったのに、何故……。<br />あのパスワード20110324は、高校生の時、家庭教師としてマコトさんがウチに来た日。<br />私のラッキーナンバー。<br />それが…私だけの特別な数字じゃなかった。<br />マコトさんにとっても…!こんな形で…マコトさんの想いを知るなんて…。<br />※この作品は【危険恋愛M】vol.110でもお読みになれます。<br />