「俺と課長どっちがいい?」そんなの、わかんない。<br />「わからないじゃないだろ?」まるで勝負するかのように2人に激しく愛撫されて、狂ったような快感に溺れて、私はどんどん人じゃなくなっていく。<br />圭吾さんしか知らなかった私が駿太を知って、『ふたり』を知って…『ふたりが一つ』になって…そしたらもう、どちらか一人なんて私にとっては『半分』と同じ事になっていた。<br />どちらか一人なんて選べない。<br />どちらの躰も欲しい…の…です…。<br />