「分かったろ。<br />俺は会社を継ぐ気はないから、もう兄貴と俺を天秤にかけるような真似はやめてくれ」そんなつもりで蒼夜君の事が知りたかった訳じゃない。<br />だけど何と言えばいいのか…。<br />結局何も言えないまま、帰りはお兄さんの車で送って貰った。<br />その途中で何とお姉ちゃんに再会してしまい…。<br />