彼の飼い方
年下の男なんて、手なずけやすいペットと同じ。
そう思って瑞樹の誘いに乗ったんだけど、隠していた牙と爪であたしを襲ってきた。
手錠で拘束され、身体をいじり回されて、写真まで撮られそうに…。
泣き出したあたしに、「話がしたかっただけなんだ。
こうしなきゃ、居てもらえないから」そう言った瑞樹。
淋しがりやで孤独な少年の熱狂…。
いいよ、手なずけようとしたのが間違いだった。
さみしいのなら、あたしが愛してあげる。
「彼の飼い方」他に「真夏の秘密」「真昼の秘密」「本気の秘密」「甘いのちょうだい」「ひとりとふたり」「徒恋」を収録。
更新中です。しばらくお待ちください。