とある夜、漫画家でバイの志津馬 与一は、橋の上で酔っ払いが川へ飛び込もうとするのを見て、とっさに助けてしまう。<br />しかし、助けた青年・久慈 紀道は、やっと勇気を出して死のうと思ったのに!と逆ギレ。<br />志津馬は家も持ち物も何もない状態の久慈を放っておけず、しばらく自分の家に居候させることに。<br />突然始まった同居生活だったが、だんだんと生きる気力を取り戻していく久慈との日々は、志津馬の心に特別な感情を芽吹かせて――。<br />