不倫熱(単話)
「私は感染している。
不倫熱というウイルスに――――」……小出由理。
もうすぐ40歳になる主婦。
安定した稼ぎの夫と3歳の息子に囲まれ、平凡ながら幸せな生活を送っていた。
ただ、由理にはどうしても心にひっかかることがある。
それは夫が由理の体に触れなくなっていること。
そう、もう4年間も由理たち夫婦の間にセックスはなかった。
「さびしくない、さびしくない」と自分自身に言い聞かせ、すべてを飲み込んでいた由理だが、ある日、街でひとりの男性と出会う。
なぜか心に残る彼は、出張ホストだった…!
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