女たちの事件簿
いじめ、学級崩壊、性的虐待…教師はモラルを捨て、生徒は悪意を育むーー。
祐里は、10年前、中学2年の時の作文を見つける。
そこには同級生のカナをいじめたことへの反省が書かれていた。
騙されやすく無抵抗なカナを、友達と一緒になって残酷にいじめた過去を思い出して…。
(岡村えり子『爪の跡』)無気力な教師・高津は生徒たちにナメられ、彼のクラスでは学級崩壊が起きている。
かつては熱意にあふれていた高津だったが、それが他の教師の反感を買い…。
(折井いずみ『ある聖職者の受難』)弱いものを残酷に傷つけ苛(さいな)む、病んだ学校の内部をリアルに描いた6作品を収録した『女たちの事件簿』第36弾!!
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