女たちの事件簿
いくら尽くしてもお金と身体を搾取されるだけ。
「本命」にはなれない私…。
昭和初期、故郷を捨てて愛する龍之介と駆け落ちし、上京したひさ江。
しかし、派手な生活で借金を抱えた龍之介に連れて行かれたのは、女が身体を売る場所だった…。
(『夜想曲』安藤なつ)人魚の首を祀る神社がある村に、大学のサークル合宿で訪れた恵美子とその恋人の矢島。
他の女といちゃいちゃする矢島に対して何も言わない恵美子は、周囲から「都合のいい女」と言われていたが、心の内ではある決意を固めていた…。
(『生首問答』大橋薫)愛する人に利用され捨てられた女たちの悲哀や復讐を描いた5作品を収録した『女たちの事件簿』第41弾!!
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