眠れる王子と約束の姫
王子の願いは朝昼晩いつでもどこでもキスすること。
麗しのアンドリュー王子に、‘いつでもどこでも口づける許可’を求められた伯爵令嬢シャーロット。
理由もわからぬまま拒むこともできずに城にとどめられ、朝昼晩、王子の望むまま唇を重ねる日々を過ごす。
「もっとキミに触れてもいい?」やがて王子の唇は触れるにとどまらずシャーロット自身も知らなかった奥深くをさぐり、ついにふたりはひとつに結ばれる。
けれど王子に恋してしまったシャーロットの不安は、結ばれたことでむしろどんどん募っていった。
だって彼は、甘くせつない愛撫を与えてくれても決して『好き』とは言ってくれないから――。
更新中です。しばらくお待ちください。