冷徹侯爵の不器用な求愛
「いやっ こんな格好…」恥ずかしいのに身体中をめぐる甘い刺激──「君の身体に溺れそうだ…いや君の全てに溺れている…」レース職人のコーネリアスは、元は故郷を追われた伯爵令嬢。
両親の墓地で死を考えていた彼女は、偶然出会った侯爵ヴィクトルに、攫われるようにして屋敷に連れてこられる。
高飛車な態度とは反対に、その言動の端々に優しさを感じたコーネリアスは、いけないと知りながらも、彼に惹かれていく。
「ずっと、こうしたかった」そう言って熱く求めるヴィクトルを拒み切れず、ふたりはついに体を重ねることに──。
その翌朝、身分違いの恋を終わらせるため、コーネリアスは屋敷から姿を消すのだが…?
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