興世王(おきよおう)の長きに渡る緻密な企てにより、二十年の時を経て、ついに復活した将門! 将門の娘である瀧夜叉は、将門に心のままに生きて欲しいと願い、将門復活に手を貸していたが、興世王は都の壊滅を目論んでいた。<br />そのことに気付いた晴明たちは、将門の暴走を止めるべく最後の戦いに臨む――! 妻子、一族をなぶり殺された将門の無念は、死して尚、強く燃え上がっていた…!! 壮大なる怪事件、ついに完結!