ぼくのカレシのすきなひと(単話)
「アイちゃん…ちょうだい。
イクとこ見てて」五月は恋人の藍理が与えてくれる濃厚で激しい快楽と甘い愛情で、何ひとつ不満なく幸せに過ごしていた。
五月にとって心配ごとがあるとすれば、藍理の兄でクラスの担任でもある雄一と藍理の兄弟仲が悪いことくらい。
もっと仲良くすればいいのに…そんな風に思っていた。
だけど、ある日気づく、藍理の視線が注がれているのが自分だけではないということに―…。
好きってなに? 愛ってなに? この苦しい感情の正体は…? 複雑な想いを抱えるSっ気カレシ×明るくエッチで可愛い恋人、不器用なふたりが紡ぐ、愛おしい思春期ビターラブ。
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