お嬢様校に通う和栗薫子と出会った、底辺男子校に通う紬 凛太郎。<br />薫子と過ごす時間を心地よく感じていた凛太郎は、次第に、自身が抱く淡い恋心に気づき始めるのだった。<br />仲間たちと過ごす夏休みの訪れに胸を膨らませる1学期終盤。<br />突如、薫子の誕生日が2週間後だと知った凛太郎は、悩み抜いた末、彼女が大好きなケーキを手作りすることを決意する。<br />父に教えを乞い、日々自作ケーキの特訓に励む凛太郎。<br />この一途な想いが詰まったプレゼントに薫子は…?