街から山小屋に戻ってきたハイジは、ふたたび全力で登山客をサポートしたいと熱心に山小屋の仕事に取り組み始めた。<br />そんな様子を見て霧島(きりしま)も空木(うつぎ)も心強く思うが、密かに空木に淡い恋心を抱き始めたハイジは内心落ち着かない。<br />そんなある日、都会からある女性客がみどり小屋を訪れる。<br />なにか目的があるらしいその女性客に親近感を覚えるハイジだが、じつは彼女は空木と知り合いで、しかも意外な目論見があり……!?