2014年夏、首都圏で覆面作家として活動しながら1Fでの職を探す竜田(たつた)のもとに急な電話。<br />ふたたび廃炉作業員として働く次の職場はなんと1号機原子炉建屋だった。<br />あと10メートルのところにある格納容器本体。<br />竜田は未知の「最前線」に足を踏み入れる。<br />