あふれ出す切ない思いを綴る、4つの感涙物語/退屈な毎日を変えたのは、美術教師の多木と過ごす放課後の時間……「指先の微熱」/内定をあせる、大学4年の冷たい冬。<br />忠幸は、塾に来る少女と軽い気持ちで‘約束’をするが……「雪消の微熱」/‘人のもの’と知りながら、あきらめることのできない恋……「春愁の微熱」/東京の苦い日々に疲れて、故郷に戻ってきたしほ。<br />幼なじみの存在が、何かをかき立てていき……「星屑の微熱」