高校生の宇高ユリは、ある日の帰り道、空を覆い尽くすほどの巨大な飛行体と遭遇する。<br />破壊される街、次々に殺されていく人間──気を失ったユリが意識を取り戻したのは、日常とかけ離れた異世界だった。<br />そこで唯一出会った人間は、北沢千宙という男性。<br />他に人間はいないのか、あれから友だちや家族はどうなったのか──帰りたい場所はまだ残っているのか。<br />ふたりぼっちのサヴァイヴァルが始まる!