刻は昭和。<br />不思議な運命によって巡りあった三人の若者。<br />業はあれど、心に「修羅」を持たぬ現(うつつ)。<br />「修羅」なれど、心臓に欠陥を抱える静流(しずる)。<br />そして「修羅」と戦う事を求める、ケンシン・マエダ。<br />陸奥の里で、束の間の幸せな時間を過ごす彼らの元に、一人の男が戻ってくる。<br />再び激しく動き出す物語、その結末は――。<br />