農村で暮らすセントバーナード犬・タロ。<br />体は大きいのに、表情はいつも困り顔。<br />子犬の時にはこの困り顔が「かわいいっ!」と評判だったのに……。<br />タロはおっとりのんびり、それからちょっと臆病。<br />その性格ゆえか、ついつい、みんなにもて遊ばれちゃう。<br />飼い主の理不尽な仕打ちにグッと耐え、カラスやキツネ、タヌキに襲撃される毎日。<br />それでも四季折々で表情を変える大自然の中、無事な一日の終わりを喜ぶタロなのだっ!!