2年前。<br />父の死を目の当たりにした娘・早希。<br />高円寺は彼女に、姉の死に直面した時の自分を重ねる。<br />そんなふたりが再び出会った。<br />その邂逅で刑事(デカ)であり続けることの意味を問いかける高円寺。<br />一方、共に暮らす亡き姉の娘・千菜が実の父親のもとに行くことに。<br />さまざまな出来事のなかで高円寺が出した結論は……。<br />たとえ刑事(けいじ)を辞めたとしても、刑事(デカ)として生きることはできる。<br />最終章「赤い記憶編」!