「わたしはほんとにダメな子でした」 ──お嬢様学校に通いつつも、勉強もスポーツも駄目、おとなしくて、取り柄なしの’メガネをかけたトリガラちゃん’だった桃子が、ある日バンドのボーカルを頼まれた! イヤイヤ引き受けた桃子だったけれど、そこには意外な大変身のチャンスが……! 表題作の他、『ヒロイン気分でいさせてね』『ストップ! 風紀委員さま』『ラブ オール』の3編を収録した、竹田真理子の初期傑作短編集。<br />