夜明け前のうた プチキス(単話)
「死ぬまでにやりたいことを全部叶えたい」その願いが叶う前に渚は病に倒れる。
渚が無理をしてしまうのは羽鳥のせいだと感じた両親に、羽鳥は渚との面会を禁じられてしまう。
「自分にできることは…?」羽鳥は悩んだ挙句、諦めかけていた小説をもう一度書くことを決意する。
その想いは渚に届いて彼女を勇気づける。
しかし二人の関係に羽鳥の恋人・明希が気付いて渚に「その小説は私のために書いたもの」と嘘をつく。
ICUに入った渚は在宅療養のために退院。
しかし途中で両親の元から抜け出し駅へと向かう。
そこで偶然、羽鳥に再会。
「私をどこかに連れていって」。
生を見つめる旅に二人は出る。
羽鳥は最後の地で渚の額にキスをする。
「二人だけの想い出」に渚は涙するのだった。
更新中です。しばらくお待ちください。