舞台は遺品整理の現場、対峙するは死者の残留思念「遺魂」。<br />躑躅森花壱の営む遺品整理会社で働き始めた青年・風介は、躑躅森家の人々が遺品整理業の他に、死者が遺した後悔や執着が生んだ「遺魂」を始末していることを知ってしまう。<br />そしてなぜか風介も、幾たびも「遺魂」と共鳴し、死者の無念を晴らしていくが、彼の能力には過去の悲しい物語が関係していて…? 鬼才が放つ、話題のヒューマンホラー、ついに完結!