結婚を1ヵ月後に控え、美佐緒(みさお)と透(とおる)はあたたかな未来を夢見ていた。<br />だが、運命は二人を引きさく。<br />突然の事故から意識を回復したとき、美佐緒は自分を周子(しゅうこ)と名乗った。<br />透は久野(くの)周子が50年前に死んだ女性であることを知るが……!? 生命の尊さと愛の強さを余すところなく描く感動作!