「感情が生まれたら、私を好きになってくれますか?」 オリジンがロボットだったことを知っても、広瀬マイの愛情は変わることはなかった。<br />全財産をオリジンの改良のために投げ出すマイに、オリジンは自分に自我と感情が発生する可能性を語る。<br />だがその時、追っ手はすでに二人の近くまで来ていた。<br />「いつか、あなたに感情が生まれても、悲しみながら生きていかないで」――。<br />