時は一九四五年。<br />第二次世界大戦が突如休戦となってしまった、もう一つの日本。<br />つかの間の平和を謳歌する帝都に、戦地より不穏な男が帰還する。<br />その名も、蛇ノ目 希平(ジャノメ キヘイ)。<br />またの名を、「千人殺しの鬼兵(キヘイ)」。<br />処刑場送りを免れた彼に、異形の巫女が謎の指令を下す。<br />かくして、再びキヘイは苛烈なる「最前線」へと進撃する。<br />