人里離れた土地に住み数百年の寿命を持つイオルフの民は、’別れの一族’と呼ばれていた。<br />両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで’ひとりぼっち’を感じていた。<br />そんな中、イオルフの長寿の血を求めメザーテ軍が攻め込んできた。<br />仲間も故郷も失い、本当のひとりぼっちになってしまったマキアが出会ったのは、親を亡くしたばかりの’ひとりぼっち’の赤ん坊だった。<br />