涙雨とセレナーデ
近づいてはまた遠ざかる、すれ違う二人の恋。
運命の歯車が加速し、切なさが募るタイムスリップ・ロマンス絶好調! 明治40年にタイムスリップした女子高生の陽菜は、自分とそっくりな少女’雛子’になりかわり、雛子の許婚・孝章と共に、失くしたひいばあちゃんの首飾りを探しはじめる。
一緒に時を過ごすうちに孝章への恋心を募らせる陽菜。
辿りついた横浜、天久一座の船上公演で二人に迫る危険。
蘇る幼い日の記憶と、あふれる思い。
実は首飾りは、その秘密を知る書生・武虎の手に渡っていたが、陽菜たちは知らないまま。
元の世界に戻る手がかりを失った陽菜は、孝章への恋心は封印して、この世界でひとりで生きることを決意する。
東京に戻り、育児院で暮らしながらカフェのウエイトレスとして働くことに。
一方、陽菜の正体を知り、自分の想い人は最初から陽菜だったと気づいた孝章は、雛子と協力して陽菜を捜しはじめる――。
運命の恋はどこへ向かうのか!?
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