欲しかったのは、あなたの優秀な精子だけ。<br />そのはずだった。<br />二十歳年下の男子高校生から浴びる一心の愛情に触れて、私は高江くんを好きになってしまった。<br />愛されたいと、願ってしまった。<br />でもまた会えばきっと、お腹の子を一緒に育てたいと思ってしまう。<br />だから、決別しよう。<br />この想いから、高江くんから。<br />両想いになって、「最後のデート」が始まる。<br />