天才高校生探偵、金田一一(きんだいちはじめ)は37歳のオッサンになっていた。<br />今はPR会社で冴えないサラリーマン生活を送っている。<br />舞台イベントPRの仕事で函館出張にやってきた金田一と後輩の葉山まりん(はやま まりん)。<br />因縁深き「異人館ホテル」を訪れた金田一たちは、またもや事件に巻き込まれてしまう。<br />箱館戦争の亡霊「碧血鬼」の魔の手による、惨憺たる殺人劇が幕を開ける――。<br />