突如として出没し始めた、人間の頭部によく似た生物。<br />高校生・遠井青は、’ニューモン’と呼ばれ人々に親しまれるようになったその生物と、山の中で出会った。<br />それは、青が悲壮な決意を実行に移そうとした、その瞬間のことだった――。<br />ニューモンの生態に秘められた真実とは? 整然と続く青の日常の結末は?生首と少年の儚い毎日に、混沌が訪れる――。<br />