予定調和な日々を崩してくれるような「ときめき」を求めてる。<br />思いがけないいい波、乗りたくて楽しくてたまらない波みたいな――。<br />欽之介がいつものようにサーフィンをしていると、突然「執事」に声を掛けられる。<br />うちの「坊ちゃま」と別荘でランチをご一緒できませんかと。<br />怪しい誘いに乗って向かった先で、待ち受けていた坊ちゃまは思いのほか歳上で!? これは求めていた、揺れる波のように予測不可能なときめきの予感――!?