抑えられない娘の友達への想い。<br />その気持ちに、嘘をつくのはもうやめた。<br />ただひとりの人間として彼女が必要で、彼女の哀しみに気づけているのも、世界中で自分ただひとり。<br />これが、たんなる性的欲求でも、歪んだ父性の発露でもないことは、もう分かっている。<br />でも、だからこそ…自分を取り巻く全ての人たちの、幸せと不幸せの天秤に、どう責任をとればいいのだろうか。<br />