九尾狐の花嫁伝説が代々伝わる史家の長男・羅仙。<br />跡取りであったのに急に花嫁にされ、九尾狐の住むとされる山に捧げられてしまう。<br />そこに現れたのは、耳と尻尾が生えている以外は人と変わらない、この世の者とは思えないくらい美しい男。<br />見ていると身体が疼いてきて、触れたくて触れてほしくて仕方なくなってしまう。<br />童貞処女の羅仙は、会っていきなり九尾に処女を奪われるが、花嫁でなはく実は生贄であることが明らかになり??