おかあさんといっしょがつらかった
すべての親である人へ、誰かの子供である人へーー。
「 毒親 」に育てられた著者が辛い過去を断ち切り、幸せな現在を手にするまで。
子供に罵詈雑言を浴びせ、事あるごとに暴力をふるい、妄信する新興宗教に付き合わせ、挙句の果てにお部屋にこもり酒に逃げる…そんな『おかあさんといっしょ』にいた生活がいかに苦しかったかのか。
そんな環境からどうやって抜け出して、自分の人生をやり直せたのか。
家族関係に思い悩む人だけでなく、あらゆる人間関係でつまづいて立ち止まった人に、そっと優しく寄り添うエッセイです。
押見修造、賞賛!描くことでしか癒せない傷がある。
たとえ誰かに叩かれようが、罪悪感に襲われようが、描かないといけないのだ。
彩野さんは、漫画という一本の糸で、どうしようもなくぐちゃぐちゃになった傷を縫い合わせた。
そのことに胸を打たれた。
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