かつて神だった獣たちへ
絶望の森を、慟哭の荒野を、悲痛の海を、幽冥の時間の中を狼は歩く。
かつての戦友を殺すために‥‥。
異形の者たちを狩り続ける、終わりのない暴力の旅路。
『黄昏乙女×アムネジア』のめいびいが描く、傑作ダークファンタジー。
ケインのもとに辿り着いたハンク。
だが、ケインを倒す事は叶わなかった。
それだけにとどまらずシャールこそが、エレインに代わる聖女だと確信したケインは、彼女をハンクから奪い去る…。
囚われのシャールに語られたケインの真の目的とは。
向かう先は破滅の道か──。
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