グラゼニ〜パ・リーグ編〜
34歳のシーズン、夏之介は先発として14勝を挙げ、見事「最多勝」のタイトルを獲得した。
同じく「最多勝」投手則川を擁するPSをクライマックスシリーズで下し、GCは日本シリーズへ。
準備期間中、夏之介はメジャー・リーグでのチームメイト、B・Lからナックルの投げ方を教わる。
「新魔球」の虜になる夏之介は、練習するも体得するには難しい。
古巣神宮スパイダースとの日本シリーズ、好調幸雄への、左のワンポイントとして登板する夏之介は、「ナックルカーブ」を実践するも、制球が定まらず四球で歩かせてしまうことが続く。
昨年リーグ最下位だったGC、悲願の日本一を目指して。
夏之介、ここが踏ん張りどころ!
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