日本を代表する電機メーカー・テコットの会長を退いた島耕作は相談役に就任する。<br />テコットの枠にとどまらず日本の経済活動に貢献するためだ。<br />そんな島にフードデリバリーサービスを運営するベンチャー企業が社外取締役への就任を打診してきた。<br />新しい「食」文化をつくるため、島は精力的に仕事をこなす。<br />だが、感染症のパンデミックに世界が混沌とする中、ついに新型コロナウイルスの魔の手が島に忍び寄る…。<br />