大学生の真木（まぎ）と八重子（やえこ）はある日、空から降ってきた広辞苑で男がケガをする現場に遭遇する。<br />頭から血を流しているのに救急車も警察も嫌がるこの男、何やら様子がおかしい。<br />さらに、この男と出会って以来、真木と八重子には妙なものが見えるようになりーー。<br />『鬼灯の冷徹』であの世を描いた江口夏実が、今度はこの世を怪しくおかしく描く！
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