いよいよ教皇選が始まった。<br />仮設の壁で仕切られた密閉空間で、枢機卿23名は寝食をともにしながら連日投票を行う。<br />各枢機卿の思惑が錯綜するなか、第一回と第ニ回の投票では決着がつかず、教皇選出は第三回へと持ち越されることになった。<br />シエナで吉報を待つチェーザレ。<br />もし、父・ロドリーゴが新教皇になったらどうするかと問われると、「教皇庁をぶっ壊す」と宣言する。<br />チェーザレ野望はどこまでも果てしない。<br />