「残念だな。<br />私を止められたのは、あなただけだったのに」そう言って、幼なじみの女優は、史上最悪のテロリストになった。<br />残されたのは、深い謎。<br />なぜ、少女は――希堂琴音は’獣’になったのか。<br />その謎を解くことができるのは、おそらく、彼女を止める「資格」を持っていた自分だけ。<br />だから神崎一は誓う。<br />「今度こそ、俺はお前を諦めない」――運命を覆す闘いが始まる。<br />