突如発現した「羽人のような力」で塩田奴隷を脱した風洪は、丁兄弟とともに都・盤京へ帰還。<br />8年ぶりの都の繁栄と、その裏に潜むおぞましい悪徳を目の当たりにする。<br />一方、風洪のかつての従僕・殷雷も、風洪の娘・蛍火と都へ。<br />それぞれ別の方向から、打倒・天帝を目指す風洪と殷雷。<br />しかし彼らに、’第3の羽人’の美しくも歪な影が迫る――。<br />『五佰年BOX』宮尾行巳が描く本格中華ファンタジー、最終巻!