史上最悪のテロリストとなった幼なじみを救うため、神崎一は時を遡った。<br />事件の動機をつきとめ、防ぐために奔走するものの、真相を暴く前に、予期せぬ犠牲者が。<br />記憶とは異なる事件が次々と起こる中、ついに神崎にも魔の手が――。<br />嘘に嘘を重ね、罪に罪を重ね、また、テロの日に近づいていく。<br />だから。<br />できることは、一つしかなかった――。<br />